がんになりました

公衆衛生医が乳がん治療中に体験したこと、調べたこと、感じたこと、考えたことを記録していきます。

入院中の感想(痛み、物音、声かけ)

(初出2019年12月28日)

退院してちょうど1週間、ずいぶん前のことのように感じますが、忘れないうちにちょっと感想など。

痛み
やっぱり痛いには痛いです。が、術直後は点滴から持続でフェンタニル合成麻薬)が入っている上に、自己調節鎮痛法のボタンも持たされていました。

痛いのが嫌い&外科医だった頃は「術後患者を痛がらせるな」という教育を受けていたため、ちょっと痛いかな?と思ったらためらいなくボタンをプッシュ。(ただしこれには吐気の副作用がありました。)翌日点滴が抜けた後も経口薬の鎮痛剤を遠慮なく飲んで、まずまずのコントロールでした。

物音
どんなところでも寝られる自信があって、物音はそんなに気にはなりませんでした。ただ、夜「お願いします。」とコールしている人に、起きて「はい。」と返事してしまったことがありました。自意識過剰ですね、、、

あと、さすがの私も寝られないようないびきに悩まされた日もあったのですが、夜中の3時に突如思い立って院内のコンビニに行ってみたらありました、耳栓。3Mの「ネクスケア」。大変優れモノでした。

声かけ
医療上の確認の必要があっての声かけとは言え、「大丈夫ですか?」だの「痛くないですか?」とか言っていただいて、なんか嬉しかったですね〜。生来丈夫で、見た目も頑丈そうに見えるらしく、日常生活では絶対言ってもらえないので、、、

f:id:mm-higuchi99:20200112215459j:plain
f:id:mm-higuchi99:20200112215513j:plain