がんになりました

公衆衛生医が乳がん治療中に体験したこと、調べたこと、感じたこと、考えたことを記録していきます。

医師の話し方

(初出2019年12月14日)

自分は1990年代に臨床医でしたが、患者さんや家族とのコミュニケーションは、結構しつけられました。なので、いろいろ気になることも。

以下、漏れ聞こえてしまった話(適宜改編)。「いろいろ調べたんですが、XXXX年に〇〇大学から出ているケースレポートで、あなたの使っている治療薬で△△骨壊死を起こしたというのがありました。これの可能性を考えているんですが、でもあなたの場合、CRPがとても高いので、感染症をルールアウトするために、胸部と腹部のCTは取りますね。」

ケースレポートとか、骨壊死とか、CRPとか、感染症ルールアウトとか、、、あかんやろ!それに、XXXX年の〇〇大学は、多分ふつうの患者さんには重要な情報ではないし。

20年前でもこんな話し方はしなかったし、したら怒られたし、後輩にも注意してたと思うけど。T洲会の教育はまともだったんだなあ。

それともこのドクターの特殊キャラ?患者さん医療関係者?こういう話し方に慣れている人??

(写真は無関係の、ローソンの苺ショート。)

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