がんになりました

公衆衛生医が乳がん治療中に体験したこと、調べたこと、感じたこと、考えたことを記録していきます。

化粧と保湿

(初出2019年12月15日)

クリスマスカードのメッセージで調子に乗って、また治療関連の書き込みなど。

化学療法の副作用でハゲているというのは以前も書きましたが、髪の毛だけでなく、眉毛も薄くなります。

それで、40過ぎるまで(熱帯地方にいたからという言い訳で)ろくに化粧もせず、その後も気の向いた時しかしなかった私が、ルーチンで化粧をするようになりました。実は、まつ毛もかなり薄くなってますが、そこまで手は回りませんでしたけど、、、

それから3つ目に使ったドセタキセルには「手足症候群」なる手足の皮膚症状の副作用あるとのことで、保湿をすすめられました。

おかげで、加齢とともに皮膚の乾燥が気になりながらも、持ち前の怠惰で放置していたのが、まめに保湿クリームなんか塗るようになりました。ネットで取り寄せた保湿手袋と靴下は結局ほとんど使いませんでしたが。

化粧、保湿とも、化学療法を受けなければいくつになるまでしなかったかわからないので、怪我の功名というべきでしょうか。まあ、すぐ怠惰に走るたちなので、いつまで続くかわかりませんが。

そう言えば、先日も気の緩みで、ついうっかりウィッグ、ケアキャップなしで、温泉旅館の廊下を歩いてしまいました。カラオケルームのガラス越しに、歌っているおじさんと目が合って気づく体たらく。髪も眉もないおばさん歩いてて、びっくりしただろうなあ。(驚かせてすいません。)

医薬品医療機器総合機構による手足症候群の情報↓
https://www.pmda.go.jp/files/000231704.pdf

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