(初出2019年11月18日)
こういうのを書いているのは、自分のため(とちょっと講義ネタのため)にいろいろ調べているので、整理と記録のためがまずありますが、それだけなら日記か講義準備メモにでも書けばいいもの。やはり、少々「発信」を意識しています。自分も経験者のネット上の体験談をいろいろ参考にさせていただきました。
ただ、参考にしてくれるかもしれない人にリーチするのにFBはそんなに、いい手段とは思えないのですが、ブログとかしていませんし、まあ、プライバシー設定を公開にする程度です。
副作用対策の続きですが、嘔気・嘔吐とともによく知られるのが、骨髄抑制。簡単に言えば抗がん剤の影響を受けて、骨髄の血液細胞をつくる機能が低下し白血球・赤血球・血小板が減少することです。白血球が下がりすぎると感染しやすくなるのですが、そうならないよう「顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)」であるジーラスタという皮下注射を使ってもらっていました。
1つ目のdose dense EC療法(2週ごと)の時に4回、3つ目のドセタキセル(3週ごと)の時に3回、計7回。
腰痛が起こることがあるので、と鎮痛剤を頓用で処方されていました。体験談などでは「骨の中でマシンガン めちゃくちゃ乱射されてる感じ!」などと書いてあるのもあり、そこまでではなかったですが、木曜日に抗がん剤点滴、翌金曜日にジーラスタを打たれると、週末はぐったりで、火曜日あたりまで調子出ませんでした。これが7-8月ごろ。
10月からのドセタキセルでもジーラスタをやることになった時は、もう少しぐったり期間が長くなりました。それと、前回なかった症状として、肩関節、股関節、膝関節といった大関節に得も言われぬ痛み。こんなおばさんのそういうところの骨髄はもう枯れているんではないかと思うのですが、、、主治医も「腰痛の訴えはよくありますが、そういうところのはあまり聞きませんね。」とのこと。
鎮痛剤を定時で飲んでしのぎました。(今も最後のジーラスタの影響と思われる症状到来中。)
オチですが、これも高い。108,635円/筒。毎回自己負担3万円です。
同じような治療を受けていたイギリス人の友人は「初回抗がん剤治療後、白血球低下による重症感染症にかかって大変だった。2回目からG-CSF併用された。」と言っていました。自分は何事もなく経過したので、やはりありがたいと思わなくてはならないのでしょう。(写真は点滴中、退屈しのぎによく食べていたグミ。最近のお気に入りです。)