がんになりました

公衆衛生医が乳がん治療中に体験したこと、調べたこと、感じたこと、考えたことを記録していきます。

また休薬

1ヶ月弱、アップしていませんでした。

1月下旬から、心窩部痛(いわゆる胃が痛い)と食欲不振が10日ほど使いものにならず、その後インフルエンザ疑いで5日ほど家でじっとしていたので、回復した後も滞っていた諸事に追われていました。コロナ騒ぎのせいで、海外出張が1つ、学会2つを含む国内出張が3つ、企画していたフォーラムが中止となり、やっとなんとか追いついて来た感じです。

この間、インフルエンザ疑い直後の2月6日からカペシタビン2クール目のはずだったのですが、白血球数がイマイチで「やれない値ではないですが、病み上がりみたいだから止めておきましょう。」と言われて1週間延期。2月13日に、ほんのちょっとだけ上がって2クール目開始。今日から3クール目のはずでしたが、またほんのちょっと下がって延期になってしまいました。

赤血球も血小板も危険なほどではないですが、まだ「L」マーク(下限値より下)がついたまま。

本人はいたって元気で、髪も眉も爪も順調に伸びて来て「ヤクが抜けてきた」感を実感しています。術前のヤクが、ということですが。現在のカペシタビンは、術前に使っていた薬よりは骨髄抑制はないとされているようなのですが、白血球、赤血球、血小板だけなかなか戻りません。ドクター曰く「今までの治療で、骨髄が疲れてきているんですかね。」年でしょうか、、、手術が終わったらもうほとんど通常復帰だろうと思っていろいろ予定詰め込んでいましたが、ちょっと見込みが甘かったかもしれません。

また来週も受診です。術前化学療法でも3回延期があったし、術後のカペシタビンでもう2回目、どんどん後ろ倒しになって困りますね。

いつも夕方の外来予約(午後の最後にしてもらっています)で帰りが遅くなるので、最近は駅近くのちょっとしゃれた食堂で食べてから帰るのですが、今日はそこではなくガッツリ系のところでラム肉の煮込みを食べてきました。骨髄に効くかは不明です。

とってもおいしい!という感じではなかったですが、お手頃値段でお肉たくさんでした。

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(左)ラム肉の煮込み。ジョッキの中は水。(左)カペシタビン開始後2日目に「なんだ大丈夫じゃん!」と食べ過ぎてしまった沖縄料理。その後2週間ほど体調不良。沖縄料理と体調不良は無関係と思います。